無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 カテゴリ:物の考え方( 11 )   

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 《イタリアの記憶100》・・・不便は知恵を育てる   



日本の暮らしは、昔も今も、とっても便利にできていると思います。

お店のお休みはなく、365日いつでも営業している。
(20年以上前までは、元旦だけはお休みだったように記憶してます)

コンビニエンスストアーがあるのが当たり前の現在、それこそ24時間『食』にも困らないし生活雑貨も揃う。

低価格で、家具も家電も何でも揃っちゃう。

そして、低価格だから、使っていた物が壊れても、直して使おうなんて思わない。



水道が壊れれば(滅多に壊れないけど)電話一本で、迅速に水道屋さんがやってくる。

電化製品が壊れれば、電話一本で迅速に電気屋さんがやってくる。



100円ショップに行けば、それこそ気の利いた物がどっさりと棚に陳列している。
3,000円もあれば、一人暮らしの食器が全て揃うのではないかと思うくらいの商品構成が施されている。



日本での暮らしは、知恵を使わなくてもいいような仕組みが出来上がっているように感じるのです。





イタリアの暮らしは?と言うと、
基本的には、どのお店も、日曜の朝から月曜の午後まではクローズしています。
現在、郊外にある大手のスーパーマーケットの幾つかは、日曜も開いているようですが、当時は皆無でした。
キリスト教の文化ですので、日曜は働かないんですね。


月曜から土曜まで働いている私は、いつ食料品を買ったらいいのか?
週末の冷蔵庫が空にならないように、夕方少し外出をして、メルカートに行きます。
お水や牛乳などは、日曜でも開いている『バール』で買う事が出来ます。


イタリアは昔も今も、文房具・家電・家具、全てが日本より高額なんです。
文房具は、日本の3倍のお値段はしたように記憶しています。
ヨーロッパは、紙が貴重なのだと聞いた事がありますが、もしかすると日本が紙の無駄遣いをし過ぎているのかもしれません。
インテリア関係は、お洒落なデザインの物が多いので、お値段がはるのも頷けます。


それなりのお値段だから、みんなじっくりと検討をしてから購入します。
そうやって購入した物は、使い捨てられる事はなく、壊れたら直して、汚れたら手入れをして、長く長く愛用するのです。


日曜のショッピングストリートは、どのショップもクローズしていますが、ウインドーショッピングを楽しんでいる人の姿を多く見かけます。

食器屋さん、家具屋さん、電気屋さん、リネン屋さん、洋服屋さん、靴屋さん。。。
どのお店のウインドーにも、お勧め商品が素敵にディスプレイされているんですよ。
日本では、ウインドーショッピングを楽しむという文化がないように思いますが、それは、いつでもお店が開いているからかもしれませんね。
イタリア人は、ウインドーショッピングを楽しみながら、じっくりと商品を吟味しているのかもしれません。

つづく。。。





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ミラノ近郊の街 ベルガモ
何のお店か忘れてしまいましたが、お店がクローズした後もライトアップされてるので、平日の夜もウインドーショッピングが楽しめます。
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by sole-e-luna | 2009-07-07 00:48 | 物の考え方 | Comments(13)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 《イタリアの記憶97》・・・ここが変だよ日本人②   

あなたは、どんな時でも『ありがとう』が言えますか?



ミラノは、本当に小さい街で、
有名ブランドのお店や、スカラ座や、ゴシック建築で有名なドゥオモは、全て街の中央に位置しています。
30分もあれば、全て歩いて回れるくらいの距離です。



案外、住んでいると、有名ブランドでのお買い物は殆どしませんし、スカラ座にオペラを観に行く事も殆どありません。
また、クリスチャンでない私は、ドゥオモまで日曜礼拝に通う事もありませんでした。



ドゥオモの横には、ミラノ唯一のデパートがあります。
ミラノに行った事のある人はご存知だと思いますが、ミラノの殆どのお店は、日曜から月曜の午前中にかけてクローズになります。
ただし、そのデパートだけは日曜も営業していた為、生活用品を買いに行く事がありました。



デパートに行っても、中心地を、ぶらぶらと歩く事はしません。
“買い物が済んだら、さっさと帰る”これが私の鉄則でした。
その訳は?



中心地は、エスプレッソ一杯のお値段ですら、観光地価格の為、通常の1.5~2倍はします。
優雅にお外を眺めながら一人ランチなんて絶対に出来ません。



そして、”さっさと帰る”最大の理由がもう一つ!
それは、中心地に必ずいる日本人観光客に会わないようにする為。



格安ツアーの多くは、ミラノがフリータイムになるようです。
街の中心地では、日本人の若い女の子の二人連れが、キョロキョロと上を見ながら観光?をしている姿をよく見かけます。
フリータイムだから、ガイドさんもいないし、困った事があってもどうしたら良いのか分からない様子だったりもします。



最初の頃は、そのような観光客に声を掛けてあげていました。

 私 『何かお困りですか?』

観光客『○○のお店に行きたいんですけど、どこにあるんですか?』

 私 『今日は日曜ですから、○○はクローズしてますよ』

観光客『え〜?クローズなの〜?』と言い、その場から友人と立ち去る観光客。。。

 私 『・・・。』



ある日、お店のレジで、困った様子の観光客がいたので(やはり女の子の二人連れ)声を掛けてあげる事に。。。

 私 『どうしました?』

観光客『細かいお金でお釣りをもらいたいんですけど、英語で言っても伝わらないんですよ』

 私 『イタリア語で言ってみますね』

無事に細かいお金を貰えた観光客。

『○○ちゃ〜ん、集合時間に遅れちゃう〜、走って行かなくちゃ間に合わないよ〜』

その場を立ち去る観光客。

呆然と佇む私。

まぁ、こんなもんよね。。。



何度か、こんな事を繰り返すと、困った様子の日本人がいても声をかけてあげたくはなりません。



島国で暮らしている日本人が、言葉や文化のまるで違う海外を旅して、気もそぞろなのかもしれません。
きっと、平常心ではないのでしょう。

それでも、それでも、『ありがとう』の一言が言えないなんて、悲しいですね。。。


『ありがとう』と言って怒る人は、まずいないでしょう。
知らない人同士でも、『ありがとう』と言うと微笑んでくれますよね。
『ありがとう』の多い人生を歩みたいものです。





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ポンペイの遺跡
民家の玄関には『猛犬注意』のモザイク
紀元前も、現代も、同じですね001.gif
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by sole-e-luna | 2009-05-20 01:25 | 物の考え方 | Comments(16)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 《イタリアの記憶97》・・・ここが変だよ日本人①   

先日テレビで見たJ○のコマーシャルでのひとこまです。

・・・若い男性が建物のドアを開け中に入る際、後ろを振り返り、後から来る人の為に、ドアを開けて待っている・・・
『ロンドンでは、次にくる人の為に、ドアを開けてまってあげます』
確か、こんなMCが流れていたように思います。



この行為はヨーロッパではどこの国に行っても、普通に行われる事です。
日本では、普通に行われていないからCMになってしまったのでしょう。
ヨーロッパでは、ドアを開けて中に入る際、必ず後ろを確認し、後ろに人がいれば、ドアを開けて待っていてくれるのです。
後から来た人はお礼の言葉を言い、開けてくれていたドアを支え、前の人を行かせます。
後から来た人は、同じように後ろに人がいないかを確認します。
この動作は、後ろに人がいる限り同じ事が繰り返されるのです。



日本では、目の前でドアが閉まってしまい、顔をぶつけそうになる事が時々あります。
日本人は、自分が建物に入る事しか考えていないのでしょうか?
後ろから来る人のことは眼中にはないのでしょうか?
引き戸の文化だからでしょうか?
自動ドアが多いからでしょうか?
もちろん急いでいる場合もあるでしょう、それでも次に来る人の為にドアを開けて待つ行為は数秒あれば十分です。



ある時、私が後ろから来る人の為にドアを開けてあげていたところ、その人は軽く会釈をし、そのまま私の前を通り過ぎていきました。そして信じられない事に、続け様に何人もの人が、私が開けてあげているドアを普通に通り過ぎていったのです。
・・・、私はドアマンではないです。
海外では、ドアをあけてあげる行為は、次の人へリレーしていくのです。
自分が開けたドアで、誰かがぶつかって怪我をしないようにとの気配りをみんなが持っているのです。



滞在中、一年に一度くらい、帰国する機会がありました。
ある年の夏、一週間の日本滞在を終え、実家から直接成田空港に向かう予定でした。
新幹線で上野駅に向かい、京成スカイライナーで成田空港へ行く事にしたのです。
私は、大きいナイロンバックを肩にかけ、大きなスーツケースを押しながら、ゆっくりと上野駅の構内を歩いていました。
すると、いきなり誰かがぶつかってきて、私のスーツケースは10メートル位先まで飛ばされてしまったのです。

どうやら私にぶつかってきたのは、中年の女性でした。
その女性は、駅構内に響き渡るくらいの大きな声で『そんなに大きな荷物を持っている方が悪いのよ』と、捨て台詞を残し、あっと言う間に姿を消してしまいました。
あまりにも突然の出来事で、呆然と立ちすくんでしまった私の前に、一人の青年が駆け寄り、倒れたスーツケースを私の前まで運んでくれました。
足早に私の前を去ろうとしている青年に、私は一言『ありがとうございました』とだけしか言えませんでした。
この時、上野駅の構内は、全く混雑はしていなかったのです。
自分の事しか見えない中年女性。
でも、困っている私を助けてくれた若い男性もいたのです。



以前の『イタリアの記憶』にも、度々書いた事ですが、日本人は、回りに気を使う事が出来ない人が多いように感じます。
もちろん、知っている人には気遣いをするでしょう。
でも、知らない人にはどうですか?
困っている人に声を掛けられますか?
助けてあげられますか?


ドアを開けて手を離せば、殆どのドアは勝手に閉まります。
そのドアにぶつかる人もいるかもしれません。
ドアを開けたら少しだけ、後ろを振り返ってみて下さい。
一人一人のその行為が、やさしい人間の輪を増やしてくれるようにも思のです。





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ポンペイの遺跡
紀元前に作られた玄関入り口には、タイルで書かれた言葉『HAVE』の文字。
これは『ようこそ』という意味だそうです。
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by sole-e-luna | 2009-05-12 00:43 | 物の考え方 | Comments(16)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 《イタリアの記憶75》・・・GIAPPONE(日本)パート2   

【笑えない話】
タクシーでの会話



運転手「シニョリーナ、ミラノに住んでるの?」
わたし「そうです」

運転手「学生かい?」
わたし「うぅん、働いてるの」

運転手「どこの国の人?」
わたし「日本人よ」

運転手「年はいくつ?」
わたし「あててみて」

運転手「そうだな〜、14歳!当たっただろう!」
わたし「えっ?私働いてるって言ったよねぇ!14歳で働いてる訳ないじゃない」
   「23歳です!」

運転手「マンマミア!東洋人の年は、本当に分んないや!」

運転手「イタリアでどんな仕事をしてるの?」
わたし「洋服の仕事」

運転手「モデルさんかい?」
わたし「まさか!洋服の型紙を作る仕事をしているの」

運転手「日本って国は、イタリアより貧しいんだね。日本には仕事がないんだ」
   「こんな貧しいイタリアにまで来て・・・可哀相に」
わたし「なに???」
   「私は、日本で一緒に働いていたデザイナーから、仕事を手伝ってもらいた
    いって頼まれたからイタリアに来たの!」


現代の日本人は”職を得るために海外へ行く”という感覚は殆どないと思います。
(日本には、そういう外国人が多く滞在はしていますが)
でも、イタリア人のタクシー運転手は、私のことを『国境を遥かに超えた出稼ぎ』と、勘違いした訳です。


イタリアは、決して裕福な国ではありませんでした。
周りのヨーロパ諸国に比べ、外国人の就労者もごくわずか。
何故なら、イタリアの国民でさえ仕事を得られない人が沢山いるのに、外国人に仕事を与える事なんて出来ないからです。
その点フランスには外国人が沢山就労していました。それは、戦争が強かったからとも言えます。みなフランスの植民地から職を探しにやってくるのです。


でも、そんな状況のイタリアだからこそ、物価が安く、とても暮らしやすかったのです。
エスプレッソは40円位で飲めたな〜。
100円くらい出すと、リンゴが何個も買えたし・・・。



EU統合後、物価は2倍以上に跳ね上がりました。
そして今、イタリアには沢山の外国人が就労しています。(特にミラノ)
でも、そんな様子は何だかイタリアらしくないように感じてしまうのです。
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by sole-e-luna | 2008-03-07 00:42 | 物の考え方 | Comments(4)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 《イタリアの記憶74》・・・GIAPPONE(日本)   

「dove sei?」(君は何人?)
「sono giapponese」(私は日本人です)

出会った人と最初の頃に交わされる会話・・・。


約20年前、日本ではバブルが今まさに始まろうとしている時。
でも、ヨーロッパでは、遠く離れた日本の事を知っている人は決して多くはありませんでした。



「日本とイタリアはさ〜、戦争の時に同盟を結んだんだよね!」
と、まるで自分が当事者のように歴史を語る人がいました。

「日本って確か、イタリアと同じように海に囲まれた細長い国だよね!」

「日本は黒沢がすごい!」
映画監督の黒沢明は有名でした。
私の周りのイタリア人は、映画好きが多かったのです。

「日本って言えば、三島由紀夫の小説を読んだよ!素晴らしいね〜!」
三島由紀夫も有名でした。
三島由紀夫の感性は外国人に近いのではないか?だから、彼の書く小説は外国人に受け入れられるんだと、日本人の友人が言っていました。



イタリアの中でも、私の暮らしたミラノは都会です。
そのミラノであっても日本に対するイメージはこの程度のものでした。
いまだに「日本って、腹切り・サムライ・・・」みたいな事も言われました。


殆どのイタリア人は『Sony』も『TOSHBA』も『National』もアメリカの会社だと思っていたようです。


田舎に行くともっとすごくなります。
私を見るなり、小さい子供が「cinese,cinese」(中国人、中国人)と言って、私の周りを走り回りました。
「私は中国人じゃなくて日本人よ」と言うと「日本ってどこ?」て聞かれました。
これは、決してバカにしているのではないのです。
少し前の時代までは、日本人も外国人を見ると「アメリカ人」と言ったのと同じです。
イタリア人にとって、アジア人=中国人なのです。
アジアにおける、中国の存在の大きさが分ります。
ちなみに、田舎の子供達はアジア人に会えて嬉しかったのです。



それでも、唯一バイク好きなイタリア人にとっては、「HONDA」「YAMAHA」のバイクは有名でした。もちろん日本製と知っています。バイカー達の憧れのようでした。



私は、洋服の仕事をしていましたが、「日本人に西洋の洋服が作れるのか!」と言われた事がありました。
私は侮辱を受けた訳ですが、もし西洋人が着物の反物を織りたいと言ったら、「西洋人に日本の文化が分るのか?」と、思うのではないかと考えたら、言い返す事が出来ませんでした。
洋服の文化が日本にやってきて、そう長くはありません。明治になってやっとです。一般庶民に至っては、昭和になってからでしょう。言い返せる訳がありません。


少しずつ少しずつ、周りの人たちへ日本という国を紹介しました。
私は日本では“いち国民”にすぎませんが、海外に住んでいると日本の代表者になるのです。


《余談》
ヘルメットの会社の社長をしているイタリア人の友人がいました。
彼「今度、日本へヘルメットを輸出する計画があるんだ」
彼「こんな形にしてさ〜、サイドに”SAMURAI”って、ロゴを大きく入れようと思ってるんだ、かっこいいだろう〜。ヒットすると思う?」
私「・・・。」
私「”SAMURAI”は入れない方がいいと思う・・・。」

外国人にとって、日本での一番の有名人?は、サムライかもしれない。
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by sole-e-luna | 2008-03-06 02:05 | 物の考え方 | Comments(2)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 《イタリアの記憶54》・・・天才を生み出す国   



天才を生み出す国”イタリア”
私はそう思っています。

自然の色が違う
空気が違う
空の色が違う
太陽が違う
大地の恵みが違う


イタリア人が自慢げに言っていた話です。

あるヨーロッパ人が初めてイタリアを旅しました。
そのヨーロッパ人は、あまりにイタリアが素晴らしいので、神様に怒って訴えました。
『神様は不公平です。どうしてイタリアにだけ、このように素晴らしいものを与えるのですか?私の国とは全く違うじゃないですか』と。
神様は答えました。
『あなたの国には、国民に頭脳を与えましたよ』と。


この話、イタリア人は自慢していいのか悪いのか、かなり微妙ですが、
でも、素晴らしい色、素晴らしい自然に囲まれた国からは、時折ものすごい天才が生まれる、と私は信じています。
ダ・ヴィンチもその一人です。
彼は天才であり奇才であるように思います。
生まれた時代が違っていたら、どうなっていたんだろう・・・。



ミラノのスカラ座前の広場に、ダ・ヴィンチの像があります。
ものうげに、何かを考えている面持ちで静かにたっています。
(残念ながら写真がありません。想像して下さい)
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by sole-e-luna | 2007-10-03 00:21 | 物の考え方 | Comments(5)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 《イタリアの記憶51》・・・日本人という事   



海外に住んでいると、時おり”自分が日本人である”という事を、痛切に思い知らされます。

少し大げさに言えば、自分が“日本人の代表である”とも感じさせられます。

私が日本人だと言う事は、あたりまえの事なんですが、外国人の中に埋もれて生活をしていると、自分の視野に入ってくるのは外国人のみで、ついつい”自分が日本人だ”と言う感覚が薄れてくるのです。



私の周りには、色々な国の友人がいました。
「行ってみたいな他所の国」という言葉があるように、
他所の国々からやってきた友人どうしは、自分の国の話をし、あなたの国ではどうなの?と質問を浴びせてきます。
行った事のない国の話を聞きたいのです。


生活の事、文化の事、国民性の事、宗教の事、戦争の事・・・
私は当時20代前半、
日本人として、まだまだ日本の知識も浅く、歴史も得意な教科ではなかったので、友人からの質問に答えられない事も多々ありました。

「日本人のあなたが、日本の事を答えられなくてどうするの?」
「日本をアピールする役目を、あなたが背負っているのでしょう」
と、よく言われたものです。
もちろん私の友人たちも同世代でしたが、彼らは自分の国の事をよく勉強していました。
仏教についても、私より知識を持っている人さえいました。



イタリアの学校では、キリスト教の授業があります。
日本の学校は、仏教の授業はありません。(一般の学校では)
道徳の授業は、仏教に少し近いかもしれませんが、お釈迦様のお話はしません。
(そう言えば、今の小学校は”道徳の時間”が無くなったんでしたっけ?)



ドイツ人は、今なお自分の国がおこした戦争の悲劇を心から反省し、悔やんでいます。
それは、戦争体験者だけではなく、若い世代の人たちまでも、同じように思っているのです。(少なくとも私の友人たちは、全員そうでした)
ドイツ人の友人は、海外に行った際「自分がドイツ人だ」と言うのが、言いにくいと言っていました。
彼らは、今も、右手を高くあげる事をしません。
その行為は、ヒットラーと同じだからだそうです。



日本はどうなのでしょう・・・?
長年、教科書問題が起きているように、戦争で起きた事実を、真実を若い世代に伝えていないのではないでしょうか。



学校で教えてくれない事を、学ぶ術はたくさんあります。
私は帰国後、ほんの少しではありますが、知識を得ようといくつかの文献を読みました。



国際社会の現在、もっともっと自分たちの国の事を教えてくれる授業も、必要ではないでしょうか・・・それは、善い事も、悪い事も。


海外の人たちに誇れる素晴らしい文化・歴史が日本には沢山あるのに・・・残念に思います。




《余談》
私の友人(日本人)は、漫画『ベルサイユの薔薇』を読破し、その知識を元にフランス人と“フランス革命”について大討論をしたそうです。
フランス人から「自分の国の事でもないのに、どうしてそんなに詳しいの?」って言われたそうです。
ベル薔薇は世界史の教科書ですね!


《余談》
私がイタリアに滞在する数年前の事件です。
『フランスに住む ”S川君” が、愛する彼女(フランス人)を殺して食べた』、という事件が起こりました。愛する彼女の全てを、自分の物にしたかったんだそうです。
ヨーロッパ各国では、その事件が大きく報道され、映画化までされたのですが、当時イタリアに住んでいた日本人は、イタリア人から『日本人は人間を食べるんだ』と、言われたそうです。
一人の日本人が行った行為は、日本人全員がそうだと思われてしまう事もあるのです。
(ちなみに映画はひどい物でした。偶然パリのテレビで見たのですが、日本が制作した訳ではないので、現代物にも関わらず、主人公は殿様みたいな感じで、着物ともチョゴリとも言えない不思議な服をまとっていました。。。)
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by sole-e-luna | 2007-09-14 01:38 | 物の考え方 | Comments(3)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 《イタリアの記憶25》・・・ナンパ?   



「イタリア人の男の人は、女性に声をかけるのが礼儀だよ」なんて言葉を耳にしますが、これって何十年も前のことなんです。
今のおじいちゃん達が若かった頃までの慣習です。

でもでも、私はイタリア人にこんな事を聞きました・・・
観光客の日本人女性は、声をかけるとすぐに付いてくるから、自分の友達は、日本人女性をターゲットにしてナンパしてるって・・・同じ日本人として、悲しい。。。
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by sole-e-luna | 2007-06-30 00:00 | 物の考え方 | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 《イタリアの記憶10》・・・自然に抱かれて   



イタリア人は 休暇を楽しむ為に働いている と言っても過言ではないと思います
多くのイタリア人は 山か海か湖に別荘を持っていたりします
平日は都心で働き 金曜の夜か土曜の朝には別荘に行って
のんびりと週末を過ごすのです
そこには大自然があり 疲れたからだと心を癒してくれます

山間の街 海辺の街 湖の街
どの街も心地好く整備されており 目障りなものがありません
長い歴史が移り行く中 全ての人たちの美意識が 今も受け継がれているのでしょう

自然を相手に遊ぶのも上手です
カヌーやボートで湖を散策したり
馬に乗って海岸線を散歩したり

日本人の意識では「セレブレティな人たちの休暇の楽しみ方」のように感じますが 一般の人たちでもこつこつとお金を貯め 極上の休暇を楽しんでいるのです

自然の中で 自然を相手に遊び
自然の中で 友人との会話を楽しみ
そして 自然は素晴らしいね!美しいね!って 言うのです
そこでは、極上の笑顔に出会えるのです


《余談》
イタリア人の照明デザイナーと河口湖に行った事があります
イタリアの湖と違って 湖畔が整備されていなく
あげくの果てに目の前を通ったのは スワンの遊覧船・・・
ちょっと恥ずかしかったです
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by sole-e-luna | 2007-06-06 23:00 | 物の考え方 | Comments(2)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 《イタリアの記憶5》・・・灯りの価値観   




 ヨーロッパを旅した人なら、夜の街並の色が日本とは違うことに誰もが気づくことでしょう。
 蛍光灯で溢れかえる日本とは異なり、ヨーロッパは白熱灯(ウォームオレンジ)が一般的です。路を照らす街灯、建物をライトアアップする照明、車のライトさえもウォームオレンジです。
 
 パリに住んでいる友人から、こんな話を聞きました。
“街並の色を乱さないように、全ての灯りはウォームオレンジに統一なんだ”
 ミラノも、街の中心は全てウォームオレンジの灯りです。蛍光灯は、目を細めたくなるくらいの眩しさですが、白熱灯は“目”に“からだ”に、やさしく感じます。
 イタリア人にとって、夜が暗いのはあたりまえ。昼間のように明るくする必要はなし、ってことではないでしょうか。どこのお宅に伺っても、間接照明が上手に配置されていたりします。真っ暗では何もできないから、少しだけ灯りを灯しましょうよ!って感じです。

 私の住まいは「家具なし」の物件だった為、電気も全て自分で取り付けなければいけない状態でした。引っ越しを手伝ってくれた友人が、ベッドルームを指して「この部屋は寝るだけだから電気は取り付けなくていいね」って言いました。結局、その部屋には本を読む為だけの小さなライトをベッドサイドへ置きました。10畳以上ある部屋でしたが、夜の時間を過ごすには小さなライトだけで十分でした。

“夜は夜らしく” “目にやさしく” “からだにやさしく”・・・これが心やすまる空間の創り方かもしれません。
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by sole-e-luna | 2007-05-22 23:00 | 物の考え方 | Comments(0)