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無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 ホタルの里   


私は、幼い頃からホタルを見た記憶が殆どありません。
小学生の頃、1〜2匹見た事がある程度です。



今、私の暮らす県では、あちこちで『ホタルを呼びもどそう』運動がなされています。


ホタルが見られるのは、雨上がりの蒸し暑い夜だそう。
梅雨があけると、ホタルはいなくなるそうです。



2年前から、ホタルが見たかった私。
今日は雨は降らなかったけど、友人と行ってみようか!という事になりました。


場所は、NISSAN自動車学校の敷地横。
駐車場に着いてまずビックリしたのは・・・真っ暗なのです。
駐車場から『ホタルの池』までのあぜ道?も真っ暗。
途中に案内の看板があったようですが、真っ暗で見えません。
明るいと、ホタルの生命に影響があるのだとか・・・。


手探り状態で『ホタルの池』に着くと・・・。
残念ながら映画『蛍の墓』のように沢山のホタルはいませんでしたが、30〜40匹はいたでしょうか?
でも、広い池のあちこちにいるので、一度に視界に入るのは2〜5匹くらいです。


静かな空気の中で、ホタルの灯りが瞬いていました。
大きい灯りで華麗に飛んで行くホタル。
まだ飛べないけど、小さい灯りを草むらの中で放っているホタル。
見に来ていた大勢の人たちも、ホタルの邪魔をしないように、小さい声でお話ししてました。


ホタルの一生は1週間だそうです。(孵化してから)
その一週間を一生懸命生きているのですね。


画像はありません。
モネの睡蓮に描かれているような池でした
(月もなく、真っ暗だったので、そんな気がするという程度ですが)
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by sole-e-luna | 2008-06-25 01:43 | やさしい時間 | Comments(13)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 キャンドルナイト   

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今日はキャンドルナイトだとか・・・

我が家は気が向くと いつでもキャンドルナイトです



イタリア滞在中 友人を招いたお夕食の時などは

キャンドルの灯りで食卓を照らしました



余計な物が見えないくらいに少し暗く

見たいものが見える程度に少し明るく



キャンドルの灯りを見ていると 何故か心が落ち着きます

何故でしょうね・・・
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by sole-e-luna | 2008-06-22 00:18 | やさしい時間 | Comments(18)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 ♪わんこ家族くるみのお話♪・・・初めてのワンワンワン   



くるた〜ん、車に乗ってお出かけだよぉ〜
どこに行くのぉ?
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さぁ〜て、どこかなぁ〜?
少し遠いからね。40分くらいかかるけど大丈夫?
大丈夫!
お外が見えるし、風がビュンビュンって、気っ持ちいぃ〜♪

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到〜着!お疲れさま!
ここはね、ペット同伴OKのホームセンター。


さぁ、ペット用のカートに乗って、いざ出陣♪
えっ〜わたし、歩きたいけど。。。
くるみはこれに乗らないと、中に入れないの。ガマンガマン。
ガタガタするのが恐いけど、分かりましたですぅ。。。
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と、そこに待っていたのは☆
wan-kyabaさんちの『わん子姉さんと、ぐうちゃん』
二匹一緒にカートに乗って、
以外や以外、わん子姉さんはスリムで小柄。
以外や以外、案外大きかったぐうちゃん。
(ぐうちゃんゴメン。写真より実物の方が100倍かわいいよ!)
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くるたん、ご挨拶して。
はじめまして、くるみです
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みんなで写真を撮ろうと思ったのに・・・。
てんでバラバラ。所詮こんなもんです。
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くるみは『ピヨピヨ』と鳴るおもちゃに異常なる反応を示し、
ぐーたんは、ワンなのに、猫じゃらしに異常なる反応を示し。
わん子姉さんは、何にも動ぜず反応なしのクールなまま。。。
「かっこいいです、わん子姉さん!」




レジ付近に行くと、お菓子の詰め放題コーナーを発見☆
チャックが閉まればどれだけ入れても200円!
『こりゃぁ〜安い!』
早速wan-kyabaさんと私、詰める詰める詰めまくる。
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こんなに詰めちゃいました。
市販されている物の2倍以上は入ってると思います。
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他のワンにガウガウされる事もなく、おりこうにお買い物が出来た3ワン娘でした。
まぁ、カートに乗っていたので、「3ワンで仲良く遊ぶ」という光景は見られませんでしたが・・・。
次回は、公園に行きましょうね☆



くるたん、楽しかった?
楽しかったけど、少し疲れちゃった
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行きの車の中では、殆ど外を見ていたくるみ。
帰りの半分は、こうして座っていました。
くるみにとっては、お買い物より自然の方が嬉しいんだね。
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by sole-e-luna | 2008-06-18 01:12 | わんこ家族くるみと千楓のお話 | Comments(15)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 ♪わんこ家族くるみのお話♪・・・くるみの初体験   



今日wan-kyabaさんから、こんな物をいただきました。



こっこれは、
wan-kyabaさんが密かに集めてるブタシリーズではないですか☆
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そして、なぜかブタのお腹にはスヌードが・・・。
・・・、ぐーたんに嫌われちゃったのね(クスン。)
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くるた〜ん♪
wan-kyabaさんからくるたんにプレゼントだよ〜!

えっなになに?
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早速、スヌード初体験してみようか ♪ ♫ ♪ ♫ ♪



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うっ、くっ苦しいぃ〜ですっ

なんじゃ〜こりゃ〜女版こそ泥。。。
          それも江戸時代。。。





ごめんごめん(汗)、ベレー風って感じは?

悪くはないけど・・・落ちちゃうよ
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じゃぁ〜、お風呂に入る時のヘアバンドは?

あの〜私、ロン毛じゃないし、お耳もたってるから、ヘアバンドは必要ないかと・・・。
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そうだよね。そうだよね。くるたんには必要なかったね(汗汗)




じゃ〜、いただいたぬいぐるみのミドリブタをあげるね☆

おっお〜っと、キタァ〜ッ!
血が騒いじゃうわよぉ〜♪
エイッエイッ しっぽの感じが噛みやすいったらないわぁ〜

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必ず仕留めてみせるわよぉ〜
見てらっしゃい〜

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wan-kyabaさん、ありがとうございましたm(__)m
そして、ごめんなさい。
破壊は間近に迫っております。
また、よろしくお願いします。。。
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by sole-e-luna | 2008-06-15 00:49 | わんこ家族くるみと千楓のお話 | Comments(10)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 《イタリアの記憶82》・・・存在 4   


アトリエに電話し、デザイナーのEと話す。


私 「昨日、家に泥棒が入ったの。」

E  「知ってる。さっき日本の専務から電話があったよ。」

私 「家主の荷物が全て開けられているのに、私は警察を呼ぶ事も出来なかった。」

E  「今、家にいるの?」

私 「お友達のHさんの所。家の中はひどい状況だし、ドア枠が壊されているからド
   アにカギもかからないし、そんな部屋にいられる訳ないじゃない。」

E  「とにかく、詳しい話をしたいから、アトリエに来てくれないか?」

私 「アトリエには行かない。。。
   ・・・どうして1年も経つのにヴィザがおりないの?
   ヴィザの状況が分かるまでは、アトリエには行かない。
   話をしたかったらEが、こちらに来るべきだわ。」

E   「分かった。調べて君の所に結果を知らせに行くよ。」



翌日、私が身を寄せている友人宅へデザイナーが来ました。


私 「何故1年以上もたつのにヴィザが下りないの?
   労働ヴィザがないと言う事は、私はあなたの会社に存在していないという事。
   滞在ヴィザがないと言う事は、私はイタリアに存在していないという事。
   ヴィザがないという事は、私はイタリアで何の保証もされていないって事。
   分かる?家主の荷物が殆ど開けらているのに、警察に届ける事も出来なかった   屈辱が、貴方には分かる?」

E  「プロダクションに確認したよ。
   今、君のヴィザは進行中だけど、正式に下りるのは一ヶ月後くらいになるそ
   うだ」

私 「一ヶ月後ね。。。どうしてこんなに時間がかかってるの?」

E   「分からない。今までも確認していたけど、先方から返ってくる言葉は
   “今やってます”だけだった。」
   「明日から、アトリエに来てくれるかい?」

私 「分かった。。。」

E  「ドアの修理も済んでるから、家にも戻って欲しい。」

私 「あの家には帰りたくない。。。しばらくは、ここから出勤します。」


中の住人が犯人かもしれないと思っている私は、家に帰る事は出来ませんでした。
建物に入るのも恐かったし、まして部屋に入るのはもっと恐かったのです。
それでも、いつまでも友人の家にお世話になる訳にも行かないので、毎日、数時間だけ家にいる練習をしました。
最初は昼間の明るい時に数時間。次は夕方・・・と、少しずつ家にいる時間を長くし、慣れさせていったのです。
それでも最初の夜を迎えた時は、恐くて眠る事が出来ませんでした。
泥棒に入られた直後の光景が頭から離れず、トラウマになってしまったのです。
最初から好きになれない家でした。
これをきっかけに、新しい家探しを始めたのです。


アトリエに行くと、家主の元ご主人から電話が入りました。
元ご主人は、ドイツ版VOGUE(服飾雑誌)の編集でした。
私の事をたいへん心配してくれており、「家主の荷物の事は全く気にしなくていいよ。それよりも、君は大丈夫かい?」と言ってくれました。
私が自分の部屋に戻った時、荒れ放題だった部屋の中は元通りになっていました。
私に不快な思いをさせないよう、元ご主人が立ち会いの下、片付けてくれたんだと分かりました。


結局、ヴィザが取得出来たのは、それから数ヶ月もたった後の事でした。
何が原因でそんなに時間がかかったのかは不明です。
イタリアという国はそういう国なんだと言ってしまえばおしまいですが、当時は外国人の就労が難しいのも事実でした。
職を得られないイタリア人が大勢いるなか、敢えて外国人を雇用すると言う事は、会社側のリスクも大きいのです。
まずは、税金が高くなります。
また会社は、その外国人に対して、ハイレベルのお給料を支払わなければいけません。
どういう事かと言うと、『ハイレベルのお給料を払ってでも価値のある人材だから、敢えて外国人を雇いたい』、という事なのです。
イタリアのお給料は、階級制でした。
給料明細書に書いてあった私の階級は、中よりも遥かに上でした。
ハイレベルとは言っても日本でもらっていたお給料と大差はありませんでしたが、イタリアの若者よりは、格段に上でした。(2倍以上)
それだけイタリア人の所得が低かったという事ではありますが。


ヴィザが取得出来るまでのお給料は現金で手渡しでしたが、ヴィザが下りてからは銀行振込になりました。
また、きちんとした明細もついており、年金まで引かれていました。
帰国の際、「私が60歳になったら、年金を日本に送ってくれるの?」って会計士さんに聞いたら、「トライしてみるよ。。。」って一応は言ってました。
・・・、多分、届かないでしょうね。



滞在は旅行とは違います。
見たくない部分も沢山見えてきます。
国民性の違いから、不愉快な気分になる事もしょっちゅうでした。
最初の1年は、腹を立ててばかりいたように思います。
『全くイタリア人は・・・』と、毎日毎日何度も何度もつぶやいていました。

それでも、1年が過ぎ、2年が過ぎ・・・、だんだんとイタリア人を批判する事はなくなっていき、それと同時に、良い面が沢山見えてくるようになったのです。
それは、現代の日本人が忘れているような人間らしい部分かもしれません。
だから、嫌な事が沢山あっても、私はイタリアが嫌いにはなれないのです。
そして今も、時々帰りたくなるのです。


おしまい



暗〜いお話に長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。
次回は気分を変えて、くるみのお話にしま〜す。
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by sole-e-luna | 2008-06-14 02:12 | 事件 | Comments(11)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 《イタリアの記憶81》・・・存在 3   


12月21日(日曜日) 深夜


友人Hさん(女性)の家に着くと、別の友人Yさん(男性)も心配をして駆けつけてくれていました。


Yさんは、イタリアで2番目に出会った日本人です。
彼はイタリアで、フリーのパタンナーをしていました。
最初の頃、私の仕事を手伝ってもらったのが知り合うきっかけでした。
彼はイタリア滞在歴5年を越すベテランさんで、私があまりにも若いのと、単身でイタリアに滞在しているのを心配して、色々と気にかけてくれていました。
Yさんは私より10歳以上年上でしたので、私に同世代の友人がいた方が良いのでは?との心使いから紹介してくれたのが、Hさんです。イタリアで3番目に出会った日本人です。
彼女は日本の靴ブランドでチーフデザイナーをしていた方でしたが、一から本場の靴造りを勉強したいと志し、私より一年早く、やはり単身でイタリアに滞在していました。年齢も私とは1歳しか違いませんでした。


Hさんの家に着いた私を、二人とも自分の事のように心配をしてくれました。
これから、どういう行動をとる事がベストか・・・。


私は二人から『泥棒』というイタリア語を教えてもらい、こんな時は、泥棒を単数形で言うべきか複数系で言うべきか、真面目に3人で話し合ったり・・・。


単数形の場合、泥棒が女性か男性かによって名詞の語尾が変わります。
入った泥棒が男性か女性かなんて分かる筈もなく、複数形で説明した方がいいんじゃないかと言う事で話が落ち着きました。
悲しいかな、言葉とはこうして覚えるのかもしれません。泥棒に入られなければ、泥棒というイタリア語は覚えなかったかもしれません。
(ちなみに男性の泥棒はラードロ、女性はラードラ 複数系はラードリになります)


この時私には、とても心配な事がありました。


私はイタリア滞在中も日本の会社に在籍をしたままでした。
出張という形をとって、イタリアの別会社で働いていたのですが、日本の会社の社員という事に変わりはありません。
日本の会社(某デザイナーズブランド)は、アパレルに携わる人なら誰でも知っているような世界的に有名な会社(デザイナー)でした。
もし、今回の件で私が強制送還になってしまったら、日本の会社に多大なる迷惑をかける事になるんじゃないか・・・。会社に泥を塗ることになるんじゃないか・・・。
労働ヴィザが取得出来ていない事は、私に責任はありませんが、私自身、日本の会社にその事を言えずにいたのです。
また、強制送還になってしまったら、帰国後数年は国外へ出られなくなり、仮に日本の会社へ戻れたとしても定期的なパリ出張には行けません。

この時、強制送還されたケースをYさんから聞いたのですが、警察に保護された後、帰国の為の飛行機に乗せられるそうです。そして後日、飛行機代の請求書が届くのだそうです。


友人たちと話し合っているうちに、この状況を相談できるのは、パリのアトリエにいる日本人スタッフしかいない、と思いました。この時の私には、日本の会社に電話をする勇気などなかったのです。


「明日、パリのアトリエに電話をし、日本人の部長に相談してみよう」


既に夜も遅い時間で、友人の作ってくれた暖かい食事をごちそうになって、その日は寝る努力をしたのでした。




12月22日(月曜日)
パリのアトリエに電話。


私 「お久しぶりです」

部長「おぉ〜、10月のパリコレ以来だね。元気にやってる?」

私 「実は昨日、家に泥棒が入りまして」

部長「えっ?盗まれた物は?」

私 「私の物が盗まれた形跡はなかったのですが、家主の物が盗まれているかどうか
   が分からないんです。昨日、デザイナーはボローニャに行っていて連絡が付か
   なくて、ドアが壊されているので、昨日から友人の家に泊めてもらっているん
   です」

部長「警察には届けたの?」

私 「それが・・・。実はまだヴィザが取れてなくて、警察には届けられなかったん
   です。。。」

部長「えっ?何だって?まだヴィザが取れてないなんてあり得ないだろう!
   日本の会社では、とっくに取れていると思ってるよ。
   何て事だよ。全くE(イタリア人のデザイナー)は、いい加減な事をやってる。
   君のイタリア行きが確定した時、日本からヴィザの申請をすると申し出た社長
   に対して、Eはヴィザの申請はイタリアでした方がスムーズだって言って断っ
   たんだよ。もう一年が経つじゃないか。」

私 「もし、今回の件が警察に分かって私が強制送還にでもなってしまったら、日本
   の会社に対して迷惑が掛かるような事はないでしょうか?」

部長「君はそんな事は心配しなくて大丈夫だよ。」

私 「でも、おおごとになってしまったら・・・」

部長「もし仮にそうなったとしても、日本の会社は君を切れば済む事だから、会社に
   迷惑がかかる事は絶対にないよ」

私 「だったら、いいのですが。。。」

部長「日本よりもパリの方がイタリアには近いけど、もし君に何かあったとしても、
   パリのスタッフがすぐにミラノまで駆けつける事は出来ないんだよ。
   君も一人で心細いとは思うけど、それでも一人でどうにかしなくちゃいけない
   んだよ。自分を守るのは自分自身だからね!
   とにかく、今回の件で、自分が出来る事はしてあげるけど、ミラノで頑張るの
   は君なんだからね。
   今日Eは、ミラノに帰って来てるんでしょう?
   すぐにEと連絡をとって、対処方法を相談する事が最優先だよ」


そう言って、パリの部長との電話が終わったのです。


数日後、パリに電話をしたところ、部長は私との電話を切った後、間髪入れずに日本の会社の専務に報告をしたそうです。
それを聞いた専務は速攻でイタリアのデザイナーに激怒の電話を入れたそうです。
だから、私がイタリアのデザイナーに連絡をとった時には、彼は既に私の状況を知っていました。


つづく
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by sole-e-luna | 2008-06-13 01:24 | 事件 | Comments(13)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 《イタリアの記憶80》・・・存在 2   


「被害の状況を確認しなくちゃ」
すぐに逃げられる体制をとりながら、恐る恐る部屋の中に入りました。


リビングにおいてある荷持の殆どは、家主の私物なので、私には何が盗まれているのか全く検討がつきません。約1年間住んでいた部屋でしたが、私は一度たりとも家主の荷物を開けた事も覗いた事もなかったのです。
その日、ソファーに投げ出したままだったクリスマスプレゼントは、開けられる事も無くそのままソファーに置いてありました。


ロフトに上がり、ベッドルームを見てみると、午前中の買い物で必要になるかもと思い用意をしておいた日本円(10万円位)は、誰かに触れられた形跡もなく、そのままの状態で置いてありました。
友人から聞いた話ですが、外国人(日本人以外)が日本円を銀行に持っていっても、換金はできないだろうとの事でした。「何故こんなに日本円を持っているんだ?」と、反って怪しまれるからだそうです。
会社からのお給料は、現地通貨のリラで支給されていましたが、それは銀行の口座に入れてあり、普段は小切手で買い物をしていたので、部屋にはリラを置いてはいませんでした。


幸い、私個人の私物が盗まれた形跡は見当たりませんでした。
でも、この後どうしたらいいんだろう。。。
デザイナーはボローニャ。連絡はとれない。
ニューヨークにいる家主の連絡先も私は知らない。


いずれにしても警察に来てもらわないといけない。
家主の物が盗まれているかもしれないし、部屋を借りている以上、家主の為にも警察に来てもらわないと。
今日は日曜日で、門番さんの部屋の窓には灯りが付いていなかったけど、まずは門番さんに相談してみよう。


階下に下りようとエレベーター前に行くと、先ほど開けっ放しだったドアの前で、男性二人が立ち話をしていました。


私 「どうしたんですか?」

男性「いやぁ〜泥棒に入られちゃってさぁ」

私 「えっ?うちもなんですよ。ドア枠が壊されていて、どうしたらいいのか。
   私、12時まで家にいたんです。その後に入られたようなんです。」

男性「僕は、午後の3時から30分だけ家を留守にしていたんだ。その間にやられた
   んだ。部屋の中には犬がいたのに、番犬にはならなかったよ。どうやら犬好き
   の泥棒だったようだ」

私 「と言う事は、30分の間に2件の家に入ったっていうこと?」

男性「あ〜、どうしたらいいんだ・・・。僕は明日からインドに出張なんだよ」

私 「私も、こんな状態の部屋には居られないし、どうしたらいいか分からないの
   で、門番さんのところへ相談に行こうと思ったんです」

男性「門番は、いつものバールでお酒を飲んでいたけど、呼びにいったから、もうす
   ぐ来る筈だよ」


男性と話していると、門番さんが私たちのフロアーにやってきました。


私 「どうしたらいいんでしょう。家主のクローゼットや引き出しが全て開けられて
   いて、何が無くなっているか分からないし、彼女から私が借りている以上、警
   察に来てもらわないと。」

門番「警察?それはまずいんじゃない?だって、シニョリーナ、ヴィザがまだ下りて
   ないんでしょう?不法就労と不法滞在がばれちゃうよ」

私 「あぁ〜。なんて事・・・。」

門番「とにかく今晩は、友達のところにでも泊めてもらって、明日デザイナーとどう
   したらいいか相談したら?」


日本からイタリアに発つ際は、旅行ヴィザのみでした。
最初の3ヶ月は、旅行ヴィザで特に問題が起きる事はありません。
現地に着いた後、イタリアの会社からヴィザをリクエストしてもらう約束になっていました。

滞在半年後、デザイナーにヴィザの件を確認したところ、「リクエストしているけど中々下りないんだ」との回答。
そのまま、1年が過ぎようとしていた矢先の事件でした。


ヨーロッパのマンションの入り口は、殆どがオートロックで、外から自由に入る事は出来ません。まして日曜は、門番さんがいないので、入り口のドアは閉めっぱなしです。
入り口のドアを開けるには、住人がカギを使って開けるか、住人をインターフォンで呼び出し、中からドアロックの解除ボタンを押してもらわない限り、建物の中に入る手だてはないのです。
中からの解除ボタンも一度の開閉のみで、またすぐにロックがかかってしまいます。


だんだんと嫌な予感が募ってきました。
「もしや、この泥棒は、中の住人?」
「私の部屋は、家主がカメラマンで、現在ニューヨーク在住。
 その部屋を借りているのは小娘のような日本人。 
 普通なら家族で住む広さの部屋に一人で暮らしていて、いつも深夜まで帰ってこ
 ない。」
「もう一件の被害にあった家の持ち主は、明日からインドに出張」
「おかしい。絶対おかしい。内情が分かっている人がやったとしか思えないじゃ
 ない!」


「もし、内部の仕業だとしたら・・・?
 このまま壊れたドアの中で、過ごす事なんて出来る筈ない。」
「ただの泥棒でなく、悪意があったら・・・?」
「私はここで殺される訳にはいかない。日本の家族の為にも。」


私は自分の部屋に戻り、震えながら日本人の友人の家に電話しました。
事情を話すと友人は「そんなところにいちゃダメ。すぐに私の家に来て!」
私は、数日分の着替えを無造作にバックへ詰め込み、荒れ放題の部屋をそのままにし、タクシーを呼んで友人の家に向かったのです。


つづく
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by sole-e-luna | 2008-06-10 01:25 | 事件 | Comments(10)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 《イタリアの記憶79》・・・存在 1   


1986年12月21日(日曜日)
イタリアに住み始めて、一年と二日が経つ。
クリスマスまで、あと数日・・・。



日曜日のヨーロッパは、大体どこのお店もクローズしています。
一部、観光客目当てのところは開いていますが、キリスト教徒にとって、”日曜日は働かない日”なのです。


その日は日曜日でしたが、クリスマス間近の為、殆どのお店がオープンしていました。
クリスマスプレゼントを用意する為のラストスパートです!
私もその日は、クリスマスプレゼントの買い物にギフトショップへ出かけることにしました。


どのお店の中も、多くのイタリア人で賑わっています。
私は、友人一人一人の顔を思い浮かべながら、
「何を贈ったら喜んでくれるかな〜?びっくりしてくれるかな〜?」
パッケージを開けた時の友人の表情を想像しながら、ひとりニヤニヤとギフトコーナーを回り、無事数点のクリスマスプレゼントをゲットしたのです。


大急ぎで買い物を済ませ、マンションに戻ったのが、ちょうど正午。
ソファーの上にプレゼントを投げ出し、大急ぎで仕事に向いました。


キリスト教徒でない私は、仕事が急がしければ日曜日も働きます。
1月末までに、全てのパターンを引き終えないと、ミラノコレクションに間に合わないからです。
これから訪れるクリスマス休暇とお正月休暇が控えている為、一日たりとも無駄に出来ない状態でした。


その日、私は一人で出勤。
デザイナーは、叔母さんが入院しているボローニャに行っていました。


夜9時、仕事を終え帰宅。


当時の私の住まいは、ミラノの中心地に位置する高級マンションの最上階。
高級マンションではありましたが、最上階だけは決して高級ではありませんでしたが、約70平米のロフト付きで、ドゥオモまで徒歩10分の好立地でした。


そのマンションは、デザイナーの友人の持ち家です。
友人(女性)は、カメラマンをしており、仕事の為ニューヨークに長期滞在をしていた為、彼女がミラノを留守にしている間、部屋を借りていたのです。
とは言っても、彼女の荷物はそのままで、私の為に唯一空けてくれたのは、クローゼット一つだけでした。


エレベーターで最上階に付くと、いつもと様子が違います。
エレベーターの正面の部屋は玄関が開けっ放しで、中が丸見え状態。
私は見て見ぬふりをし、早歩きで突き当たりにある自分の部屋へ足を運びました。


重い大きな部屋の鍵をバックから取り出しながら、ドアの前に立つと・・・。
「あれ?ドアが開いてる・・・。」
ドアが5cm程開いており、中から灯りがもれているのです。


「あれ?私、鍵を閉め忘れたの?でも、お昼に家を出たから、電気は点けていなかった筈なのに、何で電気が点いているの?」
「もしかして、誰かいる?彼女がニューヨークから帰ってきてる?」


すぐには部屋の中に入れず、ドアの前で躊躇していると、ドアから幅4cm長さ10cm厚さ1cm位の頑丈な鉄のカギが飛び出したまま!

その時、初めてドア枠が壊されている事に気がついたのです。
イタリアのドアの施錠は、カギを差し込んで何度も何度もカギを回し、その度にガチャンガチャンと頑丈なカギがドア枠に入って行くシステムです。
日本のように一度だけカチャンと回しておしまいではありませんから、簡単にドアを開ける事は出来ません。だから、ドア枠を壊したのでしょう。


恐る恐るドアを開け部屋の中に入ると・・・。
そこは、まるで日本のドラマで見るような光景でした。
全てのクローゼット・引き出しが開いており、中から殆どの洋服が無造作に飛び出していました。


泥棒に入られたのです。



つづく

(記憶を掘り起こして書いております。中々更新が出来ないと思いますが、お付き合い下さい)
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by sole-e-luna | 2008-06-08 01:57 | 事件 | Comments(12)