メサイアをうたおう
先日、こんなところに行ってまいりました。
『メサイア』とは『救世主』という意味らしいですが、この場合は宗教曲を意味するようです。
場所は聖路加国際病院の『聖ルカ礼拝堂』
聖路加国際病院といえば、地下鉄サリン事件の時、患者さんを一人も断らず、
礼拝堂まで使って患者さんの治療にあたったそう。
礼拝堂が患者さんでぎっしりになったとか。
その礼拝堂での『メサイア』
実は声楽家である私の従妹が、1曲ソロを唄うとの事で、
『素敵な礼拝堂を見においでよ』というお誘いのもと、足を運んだのでした。
決して、「歌を聴きにきて」とは言わなかった従妹。
彼女は正しい! はっきり言って私、宗教曲なんてまるで分からないのですよ。
唄う人たちは2階にいます
祭壇に向って左が男性コーラス
(画像には写っていませんが画像右側に祭壇があります)
右側が女性コーラス
そして後方にパイプオルガンとソリスト
オルガンの左に人が一人だけ写っているのがソリスト(従妹)です
このパイプオルガン、とっても奇麗な音色でした
全部で10曲くらいあったでしょうか。
曲と曲の間には、曲にまつわる聖書の朗読があったりして。
プログラム後半には、会場のみなさんで「ハレルヤ」の合唱。
その時、渡された楽譜です。
開いてみたら・・・『なんじゃ〜?』
一体どのパートを唄ったらいいの???
・・・って、私、楽譜読めないし(-。-;)
歌詞部分は日本語でも書いてあるのですが、英語のルビとしてではなく、日本訳の場合の日本語が書いてあり、
このとき唄っていたのは、英語の方でした。
会場のみなさんは、まったく一緒に唄えませんでした(^^;)
私の従妹は13才 年下。
私がイタリアに滞在していた時、彼女はピアノを習う小学生でした。
日本に帰国する際、当時小学4年生だった彼女へのお土産は何がいいか、ものすごく悩んだ事を覚えてます。
今、彼女がレッスンをうけている先生は、イタリアで私が数回会った事のある声楽家さん。
私が従妹に紹介した訳ではありません。
偶然です。
そして、彼女の所属している事務所の社長さんは、私の恩人の大親友。
恩人は、私がイタリアで出会った最初の日本人であり、イタリア生活のノウハウを教えてくれた方。
これも、後で分かった事で偶然なんです。
世界が狭いのか、神様のお導きか・・・。
by sole-e-luna | 2009-12-18 03:19 | 日々の出来事